庭で子どもたちに会うと、私はいつも「いっぱい遊ぶんだよ」と声をかけます。
以前、あるお母さんが教えてくれました。泥んこになって帰ってきたお子さんが「お母さんさ、泥って温かいって知ってる?」と話してくれたのだそうです。泥の温かさは、実際に触れてみなければわかりません。子どもたちは、大人が教えられないことを、自分の手で見つけてきます。
暮らしの形が変わりゆくいま、日々の中でさまざまな経験の時間をつくることは、けっして簡単ではありません。その一つひとつを、私たちが一緒に担っていけたらと思うのです。安全を第一に守りながら、思いきり、子どもらしく過ごせる毎日を。
幼児期にしか味わえないこの毎日を、子どもたちとともに、大切に重ねていきたいと思っています。